京大工学部受験合格のためのスパイス

京大工学部は、全部で1000点満点で、配点は、二次試験が数学(250)、理科(250)、英語(200)、国語(100)となっており、共通試験が社会(100)、英語(50)、国語(50)となっています。

まず、二次試験ですが、最も重要な科目は、数学と言われています。数学は、全部で6問で構成されており、1問あたり、約35点となっています。完答を重視する採点方式で、問題によっては、0か35といった採点もあるようです。このように、1問を解けるか解けないかで、30点以上の差がつくこともあることから、受験生の間で最も差がつきやすい科目と言われています。

次に、理科ですが、化学、物理の2教科からなっており、時間がギリギリであることが多いです。そのため、じっくりと考えるというより、テキパキと解くことが重要であると言えます。理科は、数学の次に差がつきやすい科目と言われています。

次に、英語ですが、京大の問題は、日本語訳をさせる問題が多く、対策はしやすいと言えます。そのため、よっぽど苦手や得意などがない限り、そこまで、差はつきづらいと言えます。

最後に、国語ですが、100点しか配点がなく、平均点も40前後になることが多く、ほとんど差がつかないと言えます。

 


次に、共通テストですが、社会は配点が100点あり、選択科目によりますが、大体80点くらいをとる人が多いと言えます。

英語では、50点中45点前後、国語では、40点前後を推移しています。

 


二次試験を重視して、共通試験対策はほどほどにしようと考えてしまうかもしれません。

しかし、これは勿体無いと考えています。

なぜなら、共通試験で、他の受験生に差をつけることが可能だからです。差をつけることができる科目とは、社会です。

社会の平均点は80点ですが、ここで、95点以上を稼げると、15点以上の差をつけることができます。95点以上は難しいだろうと考えるかもしれませんが、実は、意外といけるものです。選択科目が重要で、地理だと努力しても、90点を超えることが難しいです。世界史では、努力をめちゃくちゃすると、100点を目指すことができるのですが、これは、ものすごい負担です。コスパが良いのは、日本史です。日本史だと、少し人よりも努力することで、95点を安定して叩き出すことができます。

実際に、自分は日本史対策をしっかりと行い、本番で100点を取ったことで、アドバンテージを得て、見事、倍率約5倍の情報学科に合格することができました。

この日本史の勉強法については、次の機会に書こうと思います。